当社は、「ベトナムのフィンテックの成長性を解き明かす」と題したホワイトペーパーを発表しました。
ベトナムのフィンテック市場を取り巻く環境や今後の展望に関する知見をまとめています。
ベトナムでは「2020年までに現金決済の比率を全体の10％にまで減らす」という政府主導の目標のもと、キャッシュレス社会への移行が高まっており、ベトナムのフィンテック市場の取引額は 2019年に90億米ドルに達し、2025年までに220億米ドルに成長する見通しです。
フィンテック市場の主な動向と今後の展開
ベトナムは東南アジアで最も急速にスマートフォンの普及が進んでいる国の一つでもあります。国内における4Gの導入や、スマートフォン、及びその関連サービスが低価格で提供されていることも、デジタル決済やその他のフィンテックサービスが急速に発展する土台となっています。多様なフィンテック商品の中でも、デジタル決済はベトナムのマーケットシェアの85%を占めていますが、2025年までには個人向け・企業向け融資の領域がより速いペースで成長すると予測されています。
ベトナムのフィンテック市場には高い注目が集まっており、参入すべき市場機会やM&Aの機会は豊富に存在すると言えます。その一方で、不明瞭な規制、経営に関する知識不足といった多くの課題も残されており、フィンテックの更なる発展のためにも、ベトナム政府主導で環境整備を行う必要があると考えられます。
ベトナムのフィンテック市場における主要なトレンド、想定される障壁、今後のビジネス展望を掘り下げた本ホワイトペーパーについては、下記よりダウンロードを行って下さい。